ご先祖様の配慮

今年もお盆の時期が過ぎました。

〈一年に一度、ご先祖様が楽しみにあの世から帰省?し、家で数日ゆっくりしてあの世に帰って行く〉というお盆ですね。

それを出迎えるにあたって、お墓の掃除をしたり、仏壇をお掃除したり、お供えやお膳をあれこれと用意したり…と、何かと忙しい数日間ですが、心地よく過ごして帰って欲しいという思いがあるので、頑張ります。

とは言いつつも、実は…、今年は、主人とお墓の掃除に行ったら、お義兄さん夫婦がすでに草取り&お掃除を済ませてくれていました。ガ〜〜ン

『何てこったぁ〜!そして、ありがとう、感謝です』

やっぱり、何事も早め早めって事ですよね。

今年は、13日のお迎え提灯の後、初めてお義兄さん夫婦と一緒に、4人でゆっくりと食事しました。

美味しい料理を囲んで、近況報告やら仕事の話やら色々と話せて、とても楽しいひとときでした。

お互いに子供達も巣立ち、たまには良いものですよね、こういうのも。

後日、息子がただただ「お盆だし、お線香をあげたい」という理由で帰省して来ました。

一泊はしたものの、正味は数時間滞在という感じであっという間に帰って行きました。

内心、『ん?そんなに信仰深かったっけ?』という思いもありましたが、まぁ、孫がわざわざ帰って来てくれた事で、当のご先祖様は喜んだ事でしょうね🎵

また、その後も、甥っ子や姪っ子達も忙しい中で、続々と顔を出してくれて、短時間でしたが、久しぶりに顔を見れて嬉しかったです。

そんな中、まだ結婚もしていない姪っ子が、仏前にと菓子折りを持参して来てくれて、思わず

『いやぁ〜〜、あのいつまでも子供だと思ってた〇〇がねぇ〜』

と、感心もひとしおでした。

そして、同時に私達もその分、歳を重ねているのだとつくづく実感しました。

実家に行けば行ったで、姉夫婦と姪っ子と楽しいおしゃべりが延々と続きました。

そんな中、近くで聞いていた父親は耳が遠くて、皆んなが笑うタイミングで一緒に笑えてかなかったのが、ちょっぴりかわいそうだったかな。

ここでも、こっちの姪っ子(姉の娘)が手土産にと、美味しそうなお菓子を、何と、私の娘夫婦の分まで用意して来てくれて、またまた。

栗好きにはたまらないであろう、モンブランプリン頂きました。

『あ〜〜〜、いつまでも子供だと思ってたら、こんな気配りも出来るようになって……』と。

こうして、離れて暮らす親戚の皆んなと、貴重な時間を設けるきっかけって、ひとえに、ご先祖様の配慮だと思いませんか?

一年に何度かやってくる仏事によって、こうして皆んなで顔をあわせて…。

きっと、ご先祖様も喜んでいますよね?

いや、絶対そうに決まってます!

と、信じて疑わない、ポジティブな嫁&はたまた、ちゃっかり娘の私でーーす(笑笑)

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